◇東北楽天対千葉ロッテ 第18回戦(19日・楽天生命パーク宮城)
東北楽天の浅村栄斗選手が、史上67人目となる通算250本塁打を達成した。
1点リードで迎えた5回裏、2死から相手先発・佐々木朗希投手のストレートを捉え、ライトスタンドへ打球をたたき込んだ。打った瞬間確信の当たりは、浅村選手らしさあふれる「逆方向」への一発に。埼玉西武時代からのチームメイト、岸孝之投手をバットで援護した。
7月には1試合2ホーマーを放つなど、ここまでリーグ2位の本塁打数をマークしていたが、8月に入りやや足踏みが続いていた。それでも7試合ぶりの一発で2年ぶりの20本塁打を達成。打点もリーグ2位と、主軸として打線を支え上位争いに大きく貢献している。
浅村選手は大阪桐蔭高校から、09年ドラフト3位で埼玉西武に入団。19年からは東北楽天に移籍し、ここまで最多本塁打1回、最多打点2回、ベストナイン6回など輝かしい実績を残している。
◇浅村栄斗選手 コメント
「打ったのはストレートです。打ててよかったです(淡々と)」
◇浅村栄斗選手 節目の記録
プロ初本塁打 2010年8月10日 東北楽天戦
通算100打点 2013年9月26日 東北楽天戦(プロ野球最年少タイ)
通算100本塁打 2017年5月20日 福岡ソフトバンク戦
通算200本塁打 2020年9月4日 オリックス戦
文・小野寺穂高
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