8月16日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われた東北楽天と埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦第17回戦は、5対3で東北楽天がサヨナラ勝利を収めた。
東北楽天の先発は涌井秀章投手。初回、高木渉選手に三塁打を打たれると、ジャンセン選手の適時内野安打で先制点を許す。2回表は3者凡退に抑え、2回33球2安打1奪三振1失点の内容で降板した。
打線は2回裏、堀内謙伍選手の安打などで2死2塁から、入江大樹選手が適時打を放ち同点に追い付く。さらに4回裏には1死3塁の好機を迎えると、堀内選手の適時打で勝ち越しに成功した。投手陣は内星龍投手、松井友飛投手とつないで相手打線に得点を許さず、2対1で試合を折り返す。
6回表に4番手・津留崎大成投手が同点に追い付かれるも、打線は7回裏、先頭の小郷裕哉選手が四球で出塁すると、黒川史陽選手の安打などで2死満塁の好機を迎える。ここでマーキ選手が押し出し四球を選び、再びリードを奪った。
1点差で迎えた9回表は、高田萌生投手がマウンドへ。先頭打者は見逃し三振に仕留めたが、1死から仲三河優太選手に5号ソロを浴びて同点となる。直後の9回裏には和田恋選手、釜元豪選手の連打でサヨナラのチャンスを演出するも後続倒れ、試合は延長戦に突入した。
10回表を内間拓馬投手が3者凡退に抑えると、10回裏に先頭の小郷選手が四球で出塁する。オコエ瑠偉選手が犠打でチャンスを広げると、1死2塁から黒川選手が6号サヨナラ2ランを放ち、試合を決めた。
勝利した東北楽天は、堀内選手が3安打1打点の活躍を見せるなど打線が13安打を記録。終盤に追い付かれたが、黒川選手の一振りで接戦を制した。一方の敗れた埼玉西武は、9回表に仲三河選手の本塁打で延長戦に持ち込んだが、リリーフ陣が最後に崩れた。
12345678910 計
西 1000010010 3
楽 0101001002X 5
西 ヘレラ-佐野泰雄-大曲錬-松岡洸希-●出井敏博
楽 涌井秀章-内星龍-松井友飛-津留崎大成-渡邊佑樹-安樂智大-高田萌生-○内間拓馬
文・木村圭
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