8月3日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第17回戦は、5対1で北海道日本ハムが勝利。連勝でカード勝ち越しを決めた。
北海道日本ハムは3回裏、梅林優貴選手がチーム初安打となる二塁打を放つと、続く清宮幸太郎選手の打球は高々と舞い上がって右中間スタンドへ。今季の本塁打はすべてソロだった清宮選手に12号2ランが生まれ、先制点を奪った。
さらに4回裏には、この日一軍に復帰したアルカンタラ選手にソロ本塁打が生まれ、3対0とリードを拡大。アルカンタラ選手は今季放った11本塁打のうち4本が相手先発の東浜巨投手からと、抜群の相性を見せている。
一方の先発・上原健太投手は、初回に無死2塁のピンチを切り抜けて以降、テンポの良い投球で相手打線を翻ろう。4回、5回にも安打を浴びたが、3塁を踏ませることもなくリードを守り続ける。
3点差のまま迎えた8回裏、2死1塁から清宮選手に再びの一発。昨季までのチームメイトでもある秋吉亮投手から放った13号2ランで突き放した。9回表に登板した古川侑利投手は適時打で1点を失ったが、それ以上の反撃は許さず、5対1で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、先発の上原投手が8回101球3安打5奪三振1四球無失点で今季3勝目。今季最長の8イニングを投げ抜き、約2カ月ぶりの白星となった。打線も清宮選手が今季3度目のマルチ本塁打を記録するなど、一発攻勢で援護した。
敗れた福岡ソフトバンクは、東浜投手が7回3失点。許した安打は3本のみと試合はつくったが、要所での2被弾が響き今季5敗目を喫した。
123456789 計
ソ 000000001 1
日 00210002X 5
ソ ●東浜巨-秋吉亮
日 ○上原健太-古川侑利
文・吉村穂乃香
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