柳田を追う埼玉西武秋山、オリックス増井は月間8セーブ
プロ野球は開幕から2か月が経過し、交流戦に入っている。5月のパ・リーグは、北海道日本ハムとオリックスが貯金5と好調だった。投打成績を見ていこう。
【パ・リーグ NPB5月】
1北海道日本ハム(25試合15勝10敗0分、勝率.600)
1オリックス(25試合15勝10敗0分、勝率.600)
3福岡ソフトバンク(26試合14勝12敗0分、勝率.538)
4楽天(23試合11勝12敗0分、勝率.478)
5埼玉西武(24試合10勝14敗0分、勝率.417)
5千葉ロッテ(24試合10勝14敗0分、勝率.417)
4月にスタートダッシュした埼玉西武が負け越し。福岡ソフトバンクは2つ勝ち越したものの、昨年Bクラスの北海道日本ハム、オリックスが勝率6割。上位と下位の差が縮まっている。
【打者5傑】
○安打
1柳田悠岐(ソ)41
2秋山翔吾(西)37
3中村晃(ソ)31
4源田壮亮(西)28
4今江年晶(楽)28
4吉田正尚(オ)28
○本塁打
1ペゲーロ(楽)8
1デスパイネ(ソ)8
3柳田悠岐(ソ)7
4秋山翔吾(西)6
4中田翔(日)6
4レアード(日)6
4ドミンゲス(ロ)6
○打点
1柳田悠岐(ソ)23
2大田泰示(日)22
3秋山翔吾(西)20
4デスパイネ(ソ)19
5ペゲーロ(楽)16
5吉田正尚(オ)16
○盗塁
1源田壮亮(西)13
2西川遥輝(日)8
3柳田悠岐(ソ)5
3金子侑司(西)5
5藤岡裕大(ロ)4
5外崎修汰(西)4
5荻野貴司(ロ)4
5茂木栄五郎(楽)4
○打率(規定打席以上)
1柳田悠岐(ソ).387
2今江年晶(楽).378
3秋山翔吾(西).356
4吉田正尚(オ).318
5中村晃(ソ).307
○RC(Run Create)打者の総合指標 安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味
1柳田悠岐(ソ)28.94
2秋山翔吾(西)24.62
3デスパイネ(ソ)21.12
4吉田正尚(オ)19.72
5中村晃(ソ)18.88
福岡ソフトバンク柳田悠岐が、安打、打点、打率、RCで1位、本塁打、盗塁も3位と圧倒的な数字。埼玉西武秋山翔吾がこれに次ぐ活躍を見せた。
投手は…
【投手5傑】
○勝利
1アルバース(オ)4
1石川柊太(ソ)4
1ボルシンガー(ロ)4
4岸孝之(楽)3
4上沢直之(日)3
4辛島航(楽)3
4千賀滉大(ソ)3
4吉田一将(オ)3
○セーブ
1増井浩俊(オ)8
2トンキン(日)7
2森唯斗(ソ)7
4内竜也(ロ)5
5ハーマン(楽)3
5増田達至(西)3
○ホールド
1石川直也(日)8
2山本由伸(オ)7
2宮西尚生(日)7
4嘉弥真新也(ソ)6
4黒木優太(オ)6
○奪三振
1岸孝之(楽)37
2則本昂大(楽)36
3中田賢一(ソ)30
4上沢直之(日)27
5千賀滉大(ソ)26
○防御率(規定投球回数以上)
1岸孝之(楽)1.35
2十亀剣(西)1.44
3金子千尋(オ)1.80
4ボルシンガー(ロ)2.16
5アルバース(オ)2.78
○PR(PitchingRun)投手の総合指標:(リーグ平均防御率-投手の防御率)×投球回で算出
1岸孝之(楽)96.8
2十亀剣(西)73.2
3千賀滉大(ソ)61.2
4金子千尋(オ)49.3
5田嶋大樹(オ)45.5
リーグ防御率は3.77。楽天岸が37奪三振、防御率1.35で投手2冠。勝利数も3勝と、トップにあと1勝及ばなかったものの、月間MVP最有力と見ていいのではないか。救援陣はオリックスの増井浩俊が8セーブ。
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