6月8日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと阪神の「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦は、1対0で福岡ソフトバンクが勝利した。
前日に完封負けを喫した福岡ソフトバンク。この試合こそ援護したいところだったが、走者を出しながらも2度の併殺が響き、3回まで無得点に終わる。
一方、福岡ソフトバンク先発の東浜巨投手は、今季3戦3勝、防御率1.17と好相性の本拠地で快投を披露。4回表には2死1、2塁からライトへ安打を浴びたが、中村晃選手が好返球で二塁走者・近本光司選手の本塁生還を阻止し、得点を与えなかった。
好機を迎えたのは4回裏。牧原大成選手、柳田悠岐選手の連打などで無死満塁とすると、二ゴロの間に先制点を奪う。なおも1死1、3塁と続いたチャンスでは今宮健太選手、中村晃選手が打ち取られ、大量点とはならなかった。
7回終了時点で両チーム合わせて9安打と、先制以降も投手戦が続く。8回表に又吉克樹投手が1死満塁のピンチを招いたが、6月の打率5割超と絶好調の大山悠輔選手を三振に仕留めると、続く糸原健斗選手も三振に打ち取り、リードを守りきった。
9回表はモイネロ投手が締め、1対0で試合終了。福岡ソフトバンクは、先発の東浜投手が6回95球3安打4奪三振2四球無失点でリーグトップタイの6勝目をマーク。救援陣も7回以降を無失点でつなぎ、チームの連敗を「3」で止めた。
123456789 計
神 000000000 0
ソ 00010000X 1
神 ●西純矢-藤浪晋太郎
ソ ○東浜巨-藤井皓哉-又吉克樹-Sモイネロ
文・吉村穂乃香
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