6月8日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と巨人の「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦は、3対0で埼玉西武が連勝を飾った。
埼玉西武の先発・與座海人投手は、初回を味方の攻守にも助けられながら3者凡退で抑えると、2回以降も安定感抜群の投球を披露。4回まで一人の走者を出さないパーフェクトピッチングを続ける。
打線は序盤、相手先発・シューメーカー投手の前に走者を出しながらも無得点に終わるが、4回裏に打線がつながる。1死から栗山巧選手、愛斗選手、オグレディ選手の3連打で1点を先制すると、1死2、3塁から外崎修汰選手がスクイズを決めて2点目を奪う。なおも2死1、3塁からは、ダブルスチールで3塁走者・オグレディ選手が生還し、3点目を追加した。
援護をもらった與座投手は、緩急を生かしたピッチングで5回表、6回表も3者凡退。7回表に先頭の吉川尚輝選手にセンターへの安打を浴びて、この試合初めて走者を許すが、後続を中飛と併殺に打ち取り無失点。7回で93球を投げ、1安打5奪三振無失点と完璧な投球内容でマウンドを譲った。
3点リードの8回表は平良海馬投手が登板。2三振を奪い3人で抑えると、9回表は守護神・増田達至投手が5月31日以来のマウンドへ。わずか6球で3者凡退に切って取り、試合終了となった。
勝利した埼玉西武は、先発の與座投手が7回1安打無四球無失点と文句なしのピッチングで4勝目をマークし、8回以降は盤石のリレーで完封勝利。打線はオグレディ選手が先制適時打を含む2安打1打点の活躍を見せ、6月初勝利を挙げた前日に続き連勝を飾った。
123456789 計
巨 000000000 0
西 00030000X 3
巨 ●シューメーカー-井納翔一-鍵谷陽平
西 ○與座海人-平良海馬-S増田達至
文・波多野瞭平
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