宗佑磨がサヨナラの適時打を放ちオリックスが勝利。来日初先発のワゲスパックも好投

パ・リーグ インサイト

2022.4.29(金) 21:14

オリックス・バファローズ 宗佑磨選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 宗佑磨選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月29日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武の第7回戦は、1対0でオリックスが勝利した。

 オリックスは来日初登板・初先発のワゲスパック投手がマウンドへ。初回に源田壮亮選手から三振を奪い、来日初奪三振を記録すると、この回を3者連続三振に切る素晴らしい立ち上がりを見せる。以降はランナーを背負いながらも要所を締め、無失点で切り抜けた。

 打線は、3回裏に来田涼斗選手が安打を放つも盗塁死。続く太田椋選手も二塁打を放ったが、あと一本が出ず。5回裏も四球や相手の暴投などで2塁まで進むが、最後は太田選手が三振に倒れ、無得点で前半を終えた。

 後半は継投に入り、6回表は小木田敦也投手、7回表は富山凌雅投手がそれぞれ無失点でつなぐ。8回表はビドル投手が3連続四球を与え、2死満塁のピンチを迎えたが、最後は柘植世那選手をフライに打ち取り、無失点で切り抜けた。

 両者無得点のまま迎えた最終回、西野真弘選手が四球を選び出塁すると、相手のバッテリーミスで2塁へ進塁。さらに紅林弘太郎選手の内野ゴロの間に3塁へ進むと、吉田正尚選手の申告敬遠後、1死1、3塁の場面で宗佑磨選手がサヨナラの適時打を放ち、試合を決めた。

 勝利したオリックスは、先発のワゲスパック投手が5回3安打6奪三振無失点の内容。リリーフ陣も無失点でつなぎ、勝利へ導いた。一方敗れた埼玉西武は、先発の高橋光成投手が8回3安打5奪三振無失点と好投したが、平良海馬投手が踏ん張り切れなかった。

  123456789 計
西 000000000 0
オ 000000001X 1X

西 高橋光成-●平良海馬
オ ワゲスパック-小木田敦也-富山凌雅-ビドル-○平野佳寿

文・北村彩実

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