4月22日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第4回戦は、12対5で北海道日本ハムが勝利した。
北海道日本ハムは初回、1番・近藤健介選手、2番・石井一成選手の連打と四球で無死満塁の好機を演出。1死後、渡邉諒選手の併殺崩れの間に1点を先制すると、6番・万波中正選手には3試合ぶりの4号3ランが生まれた。さらに2回裏には好調の松本剛選手、野村佑希選手に連続適時打が生まれ3点を追加。序盤から大量7点を奪った。
先発は中5日で先発登板の伊藤大海投手。6回10安打1四球3失点と決して本調子とは言えなかったものの、大きく崩れずリードを守る。一方、打線は伊藤投手の投球を上回る勢いで攻撃の手を緩めず。4回には近藤健介選手の2試合連発となる2号2ラン、6回には石井選手の3号2ランなどで、今季最多となる12得点を記録した。
7回表からは西村天裕投手が登板し、2回7安打2失点の投球内容。大量7点差で迎えた9回表は上原健太投手が登板し、3者凡退で締めて試合終了。
北海道日本ハムは、開幕カードで3連敗を喫した福岡ソフトバンク相手に快勝した。2試合連続本塁打が生まれた近藤選手は3安打2打点の活躍。野村選手も猛打賞をマークし、万波選手は4打点を記録している。先発の伊藤投手は今季2勝目を挙げた。
一方敗れた福岡ソフトバンクは北海道日本ハムを上回る17安打を放つも敗北した。度々得点機を演出するも、ビッグイニングをつくり乱打戦に持ち込めず。投手陣では先発のレイ投手が2回6安打2四球7失点と精彩を欠いた。降板後には「早い回で降板することになってしまい、申し訳ない」とコメントした。
123456789 計
ソ 002001110 5
日 43020300X 12
ソ ●レイ-松本裕樹-田浦文丸-板東湧梧
日 ○伊藤大海-西村天裕-上原健太
文・小野寺穂高
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