【ファーム】杉山一樹が6回2失点の好投で、福岡ソフトバンクがオリックス相手に5連勝

パ・リーグ インサイト

2022.4.9(土) 16:23

福岡ソフトバンクホークス・杉山一樹投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・杉山一樹投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月9日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたオリックスと福岡ソフトバンクのウエスタン・リーグ公式戦、第5回戦は、5対3で福岡ソフトバンクが勝利し、オリックス相手に5連勝となった。

 福岡ソフトバンクの先発・杉山一樹投手は初回、四球や安打でランナーをためると、野口智哉選手に適時三塁打を浴び、先制を許してしまう。

 しかし直後の2回表、中谷将大選手の死球と井上朋也選手の安打などで2死1、2塁としたところで、谷川原健太選手が適時三塁打を放ち、すぐさま同点に。さらに川原田純平選手も適時打を放ち、逆転に成功する。

 援護をもらった杉山投手は尻上がりに調子を上げる。2回以降はランナーを出しながらも要所を締めるピッチングでスコアボードに「0」を並べ、6回3安打2失点で降板した。

 追加点が欲しい中で迎えた8回表、笹川吉康選手が四球で出塁し、川原田選手が安打で1死1、2塁に。ここで増田珠選手の打球が相手の失策を誘い、1死満塁の好機を得る。すると野村大樹選手が適時打を放ち、2点を追加した。

 リードを守りたい2番手の高橋純平投手だったが、8回裏に四球と2本の安打で1失点。2死1、2塁となおもピンチが続いたが、交代した泉圭輔投手が抑え、この回を最少失点で乗り切った。泉投手は9回裏もマウンドに上がり、3者凡退に切って試合終了。

 勝利した福岡ソフトバンクは、杉山投手が6回115球3安打9奪三振2失点の好投。打線では川原田選手が猛打賞の活躍を見せた。一方敗れたオリックスは、東晃平投手が7回102球6安打4奪三振3失点の内容も、何度も訪れたチャンスを生かしきれなかった。

  123456789 計
ソ 030000020 5
オ 200000010 3

ソ ○杉山一樹-高橋純平-S泉圭輔
オ ●東晃平-齋藤綱記-吉田凌-松山真之

文・北村彩実

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