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引退登板の松坂大輔に同僚・西口コーチらからコメント。“最後の松坂世代”鷹・和田毅「かけがえのない宝物」

2021.10.19(火) 22:54 パ・リーグ インサイト
埼玉西武ライオンズ・松坂大輔投手ⒸSEIBU Lions
埼玉西武ライオンズ・松坂大輔投手ⒸSEIBU Lions

 10月19日、メットライフドームにて行われた埼玉西武対北海道日本ハムの一戦。先発のマウンドに立ったのは、今季限りでの引退を表明している松坂大輔投手。背番号「18」を背負った松坂投手は、1番に入った横浜高校の後輩でもある近藤健介選手との対戦を披露した。カウント3-1からの5球目が内に外れ四球という結果になったが、両軍の選手と球場に集まったファンに深々と礼をし、大きな拍手とともにマウンドを後にした。

 以下、松坂投手の登板後コメント。

「最初、グラウンドに出た瞬間のファンの皆さんの拍手に感動しました。正直、プロのマウンドに立っていい状態ではなかったですが、最後の相手になってくれた、北海道日本ハムファイターズの皆さん、打席に立ってくれた近藤選手、そして今日球場までお越しいただいたファンの皆さん、球場には来れなくてもテレビなどで応援してくれたファンの方々に感謝しています」

埼玉西武・西口投手コーチコメント「最後は僕と同じでフォアボール」

埼玉西武ライオンズ・松坂大輔投手と西口文也投手コーチ(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・松坂大輔投手と西口文也投手コーチ(C)パーソル パ・リーグTV

また松坂投手が入団した1999年からMLBへ挑戦する直前の2006年まではチームメイトとして、埼玉西武に復帰した2020年以降はコーチとしてともに戦ってきた西口文也投手コーチからも労いのコメントが寄せられた。

「最後にこういう形で、マウンドで投げる大輔の姿を見守ることができてよかったです。
いい時もあれば悪い時もあったと思いますが、いろいろなことを乗り越えて、23年間よく頑張ってくれました。最後は僕と同じでフォアボールでしたね。大輔は3-1から、僕は3-2からフォアボール。ストライクが1球多いので僕の勝ちかな(笑)本当にお疲れ様でした」

福岡ソフトバンクホークス・和田毅投手「自分にとってかけがえのない宝物」

福岡ソフトバンクホークス・和田毅投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・和田毅投手(C)パーソル パ・リーグTV

 1980年4月2日から1981年4月1日までに生まれた世代は“松坂世代”と呼ばれ、森本稀哲氏や杉内俊哉氏ら多くの選手が切磋琢磨しながらプロの舞台で躍動してきた。しかし松坂投手の引退により、現役で活躍する“松坂世代”は福岡ソフトバンクの和田毅投手ただ一人に。その和田投手も球団を通じてコメントを寄せ、松坂投手への思いを語ると同時に“松坂世代最後の一人”としての決意を示した。

「23年間お疲れ様でした。憧れの同級生と過ごすことができた日々は、自分にとってかけがえのない宝物です。大輔から引退の報告を受けた時は、寂しい気持ちと同時に、引退の決断をしないといけないほど体の状態が悪くなってしまったんだなと感じていました。
でも、今日の大輔の姿には、23年間その時々のチームを背負って投げ抜いてきた彼の美学を感じましたし、やはり背番号18番が似合うなと思って見ていました。大輔から受けたバトンは本当に重たいですが、松坂世代みんなの思いが詰まっていると思うので、託されたものに恥じない姿でいられるよう、燃え尽きるまで頑張りたいと思っています」

髙橋光成投手コメント「今日は簡単に言葉に言い表せない日」

埼玉西武ライオンズ・高橋光成投手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・高橋光成投手(C)パーソル パ・リーグTV

 松坂投手の引退試合となった19日の試合は、北海道日本ハムに敗北を喫してしまった。しかしこの試合で2回表から4イニング登板した高橋光成投手も、埼玉西武をけん引するエースとしての先輩が示した大きな背中を見て、登板後にその思いを語った。

「今日は松坂さんが先発された日ということもあり、特別なマウンドでした。(降板後はベンチ裏で松坂投手と長く言葉も交わしていた)今日は簡単に言葉に言い表せない日でした。本当に貴重な時間を過ごさせていただきましたし、また色々な話を聞きたいです。僕は野球で結果を残して、松坂さんに恩返しをしたいです」

 松坂投手は1999年に西武ライオンズ(当時)に入団。同年4月7日の日本ハムファイターズ(当時)戦で初登板を果たし、155km/hを投じる衝撃的なデビューを見せると、シーズン16勝をマークし、新人王を受賞する。以降、MLBに挑戦する2006年までの8年間で7度の2桁勝利を達成するなど2度のリーグ優勝に貢献。2016年にNPBに復帰し、福岡ソフトバンク、中日へと移籍を重ね、2020年から古巣・埼玉西武のユニフォームに再び袖を通した。しかしこれまで一軍公式戦の登板はなく。手術やリハビリで現役続行にこだわったが、2021年7月7日に現役引退の意思を表明していた。

NPB通算成績:219試合 114勝65敗 1464.1回 1410奪三振 防御率3.04

文・小野寺穂高

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引退会見の一問一答。「いつ気持ちが切れてもおかしくなかった」

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