9月22日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われた東北楽天と埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦、第13回戦は3対2で東北楽天が勝利。
東北楽天は1回裏、埼玉西武の先発・内海哲也投手の立ち上がりを捉える。1番・田中和基選手が二塁打で出塁すると、2番・岩見雅紀選手の適時二塁打で鮮やかに先制。さらに2死3塁から5番・藤田一也選手にも適時打が生まれ、2点を先行した。
先発・釜田佳直投手は相手打線を4回まで2安打無失点に抑える好投を見せる。5回表には2死1、3塁から連続適時打を浴びて同点とされるが、続くピンチは三振で切り抜けて勝ち越しは許さず。その後も落ち着いた投球で、7回7安打6奪三振無四死球2失点として降板した。
打線は7回裏、先頭の3番・黒川史陽選手が安打で出塁すると、2四球で無死満塁と好機を得る。その後2死に追い込まれるも、8番・下妻貴寛選手の打球が三遊間を抜け、これが勝ち越し打に。1点差で継投に入った8回表は池田駿投手、9回表は内間拓馬投手が無失点に抑え、3対2で試合終了。
接戦を制した東北楽天は、先発・釜田投手が7回7安打2失点の好投で今季7勝目。打線は下妻選手が決勝打含む2安打をマークした。一方敗れた埼玉西武は、先発・内海投手が4回途中7安打2失点で降板となったが、救援陣が粘りの投球を見せた。打線は5回につながり同点に追い付くも、好機を生かしきれなかった。
123456789 計
西 000020000 2
楽 20000010X 3
西 内海哲也-伊藤翔-ダーモディ-宮川哲-●佐野泰雄-大曲錬
楽 ○釜田佳直-池田駿-S内間拓馬
文・丹羽海凪
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