9月20日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクがの第20回戦は、福岡ソフトバンクが5対4で勝利。
福岡ソフトバンクの先発・和田毅投手は初回、四球により走者を出すも後続を抑える立ち上がり。2回裏には山崎剛選手、小深田大翔選手の適時打で3点を失ったが、3回、4回は得点圏に走者を進ませず、4回64球4安打3失点でマウンドを降りた。
打線は中盤の4回表、柳田悠岐選手の安打から反撃の糸口をつかむと、デスパイネ選手の左中間への4号2ランでスコアを2対3に。さらに5回表には「2死から晃(川瀬晃)がヒットで出塁してくれたので、なんとか生かそうと打席に入った」と、栗原陵矢選手が15号2ランを放ち逆転する。福岡ソフトバンクはなおも攻撃の手を緩めず、牧原大成選手の適時打で1点を追加した。
2点リードで継投に入った福岡ソフトバンクは、2番手として松本裕樹投手が登板。5回裏、先頭打者に四球を許すも後続を断つと、6回裏は3者凡退に抑える。7回裏には、2死から浅村栄斗選手に安打を許したがここを切り抜け、3回2安打無失点の好リリーフを見せた。
8回裏はモイネロ投手がピンチを背負うも無失点で切り抜ける。最終9回裏は森唯斗投手が鈴木大地選手の9号ソロで1点差に迫られるも、主軸が控える後続を無失点に抑えて5対4で試合終了。
福岡ソフトバンクは、2番手で好リリーフを見せた松本投手が今季2勝目をマーク。打線は中盤にデスパイネ選手、栗原選手のホームラン攻勢で逆転し、引き分けを挟んでの連敗を「5」でストップした。一方敗れた東北楽天は先発の田中将大投手が5回85球8安打5失点の投球内容。序盤は球数を抑える好投を見せたが、中盤以降福岡ソフトバンク打線に捕まった。
123456789 計
ソ 000230000 5
楽 030000001 4
ソ 和田毅-○松本裕樹-モイネロ-S森唯斗
楽 ●田中将大-西口直人-安樂智大-鈴木翔天
文・鈴木優菜
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