今井達也が13Kの完封劇! スパンジェンバーグの2ランなど7得点の埼玉西武が勝利

パ・リーグ インサイト

2021.9.11(土) 17:12

埼玉西武ライオンズ・今井達也投手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・今井達也投手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月11日、メットライフドームで行われた埼玉西武とオリックスの第20回戦は、7対0で埼玉西武が勝利。

 埼玉西武の先発・今井達也投手は初回を3者凡退と上々の立ち上がり。打線は1回裏、2番・岸潤一郎選手が右中間を破る三塁打で出塁し、先制のチャンスを迎える。しかし1死1、3塁で4番・中村剛也選手が三振。さらに2死満塁とチャンスは続くも、6番・栗山巧選手が一ゴロに倒れて無得点に終わった。

 2回、3回も両軍無得点で迎えた4回表、今井投手は2番から始まる好打順を3者連続三振に打ち取ってリズムをつくる。すると直後の4回裏、2死1塁から7番・山川穂高選手のセンターへの適時二塁打で埼玉西武が先制。さらに、8番・スパンジェンバーグ選手に後半戦初安打となる6号2ランが飛び出し、この回3点のリードを奪う。

 続く5回裏には1死1、3塁から4番・中村選手、5番・外崎修汰選手、6番・栗山選手の3者連続適時打が飛び出して4点を奪い、今井投手に強力な援護を送る。7点のリードをもらった今井投手は6回表に連続四球、7回表には今試合初安打を許しながらも無失点に抑えていく。9回表には走者をためて2死満塁となるも、代打・ジョーンズ選手を遊ゴロに打ち取って完封勝利を飾った。

 7対0で勝利した埼玉西武は、今井投手が9回142球3安打13奪三振の熱投で今季チーム初の完封勝利。9月1日以来のスタメン出場となったスパンジェンバーグ選手が2安打2打点、外崎選手は3出塁の活躍だった。一方敗れたオリックスは、先発のバルガス投手が5回途中6失点の内容。打線もわずか3安打のみに抑えられて敗戦となった。

  123456789 計
オ 000000000 0
西 00034000X 7

オ ●バルガス-K-鈴木-能見篤史-海田智行
西 ○今井達也

文・森裕晃

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