8月26日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天とオリックスの第16回戦は、7対6で楽天が接戦を制した。
楽天は初回、四死球で無死1、2塁の好機を得ると3番・浅村栄斗選手と4番・島内宏明選手の連続適時打で2点を先制。なおも2死満塁で、8番・辰己涼介選手にも適時打が生まれ、初回から4点のリードを得る。続く2回裏には5番・岡島豪郎選手の犠飛で1点を追加し、スコアを5対0とした。
さらに4回裏には島内選手に15号2ランが生まれるなど 頼もしい援護を受けた先発・則本昂大投手だったが、4回表には3番・吉田正尚選手に20号ソロを、6回表には4番・杉本裕太郎選手、5番・ジョーンズ選手に連続本塁打を許し、5.2回9安打4失点でマウンドを降りた。
3点リードで迎えた7回表は、3番手・酒居知史投手が3番・吉田正尚選手の適時打などで2点を失ったが、続く8回表は安樂智大投手が2死2、3塁のピンチを招くも、味方の好守にも助けられ、リードは譲らず。
最終9回表は、宋家豪投手が3者凡退に抑えて試合終了。7対6で勝利した楽天は、先発・則本昂大投手が5.2回9安打5奪三振4失点で8勝目。打線も初回からつながり、合計10安打7得点と効率の良い攻撃を見せた。一方、敗れたオリックスは、先発・山崎颯一郎投手が2回5安打5失点と粘りきれず。打線は中盤からつながりを見せたものの、あと一本が出ず、悔しい敗戦となった。
123456789 計
オ 000103200 6
楽 41020000X 7
オ ●山崎颯一郎-山田修義-漆原大晟-富山凌雅-澤田圭佑
楽 ○則本昂大-森原康平-酒居知史-安樂智大-S宋家豪
文・後藤万結子
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