7月1日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第15回戦は、1対0で埼玉西武が勝利。埼玉西武は勝率を5割に戻し、リーグ3位に浮上した。
埼玉西武先発の高橋光成投手は、走者を背負いながらも要所を締める投球を披露。5回裏には、先頭の6番・松田宣浩選手に死球を与え、2死3塁のピンチを背負うも、9番・今宮健太選手を三振に切り、無失点で切り抜ける。好投に応えたい打線だったが、福岡ソフトバンクの先発・武田翔太投手を捉えきれず、6回表までスコアボードに「0」を並べた。
均衡が破れたのは7回表。2死から7番・スパンジェンバーグ選手が右翼席へ5号ソロをたたき込み、1点の先制に成功する。以降も8回裏まで高橋光成投手が無失点でつなぐと、9回裏は平良海馬投手が走者を出しながらも無失点に抑え、1対0で試合終了。平良投手はプロ野球新記録となる39試合連続無失点を達成した。
勝利した埼玉西武は、高橋光成投手が8回1安打3四死球7奪三振無失点の好投で7勝目をマーク。打線はスパンジェンバーグ選手に「打った瞬間、スタンドまでは届くな、と手応えは完璧だったね。(高橋)光成が頑張ってくれていたから、援護できて良かったよ」と振り返る本塁打が生まれた。敗れた福岡ソフトバンクは、先発・武田投手が7回4安打1本塁打1四球5奪三振1失点と好投するも、打線がわずか3安打と沈黙した。
123456789 計
西 000000100 1
ソ 000000000 0
西 ○高橋光成-S平良海馬
ソ ●武田翔太-津森宥紀-嘉弥真新也-岩嵜翔
文・高橋優奈
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