6月5日、オセアンバファローズスタジアム舞洲で行われた、オリックスと福岡ソフトバンクのウエスタン・リーグ公式戦第12回戦は、5対4で福岡ソフトバンクが勝利。鮮やかな逆転劇で連勝を「4」に伸ばした。
福岡ソフトバンク打線は3回表、2死から柳町達選手が安打で出塁すると、続く川瀬晃選手の打球が中堅手の頭上を越える適時三塁打となり、1点を先制した。
先発・二保旭投手は2回までを無失点に抑え込んでいたが、先制点をもらった直後の3回裏に無死満塁から3失点を喫し、逆転を許した。以降は無失点で切り抜け、6回裏からは甲斐野央投手が登板。無死満塁から押し出し四球で1点を失ったものの、後続を断って最少失点にとどめた。
追い付きたい打線は7回表、1死1、2塁から高谷裕亮選手の適時打で2点差に迫ると、8回表には代打の谷川原健太選手、黒瀬健太選手の適時打で同点とする。なおも2死1、2塁の好機で野村大樹選手に適時打が飛び出し、終盤で勝ち越しに成功した。
8回裏は椎野新投手、9回裏は奥村政稔投手がそれぞれ1イニングを無失点で守り抜き、5対4のまま試合終了。福岡ソフトバンクが逆転勝利を収めた。
福岡ソフトバンクは、3回に集中打を浴びた先発の二保投手が5回5安打2四球3失点も、打線が終盤に猛攻。1番・左翼手で先発出場した柳町選手は3安打1四球の活躍でリードオフマンとして役割を果たした。一方敗れたオリックスは、先発した竹安大知投手が5回4安打1失点の好投も、終盤で救援陣が粘り切れなかった。
123456789 計
ソ 001000130 5
オ 003001000 4
ソ 二保旭-甲斐野央-○高橋礼-椎野新-S奥村政稔
オ 竹安大知-黒木優太-吉田凌-●金田和之-中川颯-齋藤綱記
文・吉村穂乃香
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