鈴木大地、岡島豪郎に本塁打も救援陣がリード守れず。楽天が東京ヤクルトに逆転負け

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2021.6.1(火) 21:00

東北楽天ゴールデンイーグルス・岡島豪郎選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・岡島豪郎選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月1日、神宮球場で行われた東京ヤクルトと楽天の「日本生命セ・パ交流戦 2021」第1回戦は、4対7で楽天が敗れ、カード初戦を落とした。

 楽天は初回、東京ヤクルト先発・金久保優斗投手から、2番・鈴木大地選手がライトスタンドへ2号ソロを放ち1点を先制する。鈴木大選手は「打ったのはストレート。ホームランを打ったので気を引き締めていきたいと思います。塩見さんに勝ちをつけたいですね」と笑顔で振り返った。

 先発・塩見貴洋投手は2回裏、2死2塁から7番・西浦直亨選手の適時打で同点に追い付かれる。それでも直後の3回表、打線は2死1、3塁の好機をつくると、5番・岡島豪郎選手が粘って8球目を右中間スタンドに運び、4号3ランで勝ち越しに成功した。

 援護を受けた塩見投手は5回裏、青木宣親選手に適時二塁打を許すも、5回2失点で継投策へ。しかし7回裏、3番手・酒居知史投手が1死満塁のピンチを招くと、押し出し四球で1点差に。ここで4番手・森原康平投手がマウンドに上がるも、バッテリーミスと3番・山田哲人選手の犠飛で勝ち越される。さらに2死2塁から、4番・村上宗隆選手に痛恨の15号2ランを被弾し、この回一挙5失点で4対7と逆転を許した。

 なんとか巻き返したい打線だが、8回表は清水昇投手、9回表もマクガフ投手の前に3者凡退に抑えられ、試合終了。楽天は、先発・塩見投手が「丁寧に低めに投げられたと思いますし、自分の持ち味である緩急をつけたピッチングができました。粘れて良かったですし、試合をつくれたと思います」と5回5安打4奪三振1四球2失点の好投。鈴木選手、岡島選手に本塁打も、救援陣が誤算だった。

  123456789 計
楽 103000000 4
ヤ 01001050X 7

楽 塩見貴洋-安樂智大-●酒居知史-森原康平-内間拓馬
ヤ 金久保優斗-梅野雄吾-○大西広樹-清水昇-Sマクガフ

文・岩井惇

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