5月7日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと楽天の第7回戦は、6対1で北海道日本ハムが勝利。新型コロナウイルスの影響で6日ぶりの実戦となった北海道日本ハムだったが、チーム一丸となり勝利をものにした。
北海道日本ハムの先発はバーヘイゲン投手。初回と2回表は出塁を許す苦しい立ち上がりに。しかし球数を重ねながらも無失点で抑える、粘りの投球を展開する。援護したい打線は3回裏、今季ここまで無安打の杉谷拳士選手がライトスタンドへ第1号ソロを放ち、1点を先制。
4回表には島内宏明選手の4号ソロで同点とされるも、直後の4回裏に近藤健介選手の安打と王柏融選手の二塁打で1死2、3塁の好機を演出し、大田泰示選手の内野ゴロの間に得点。すぐさま勝ち越しに成功し、相手に主導権を渡さない。バーヘイゲン投手も5回表を無失点とし、5回4安打9奪三振1四球1失点でリリーフ陣にマウンドを託す。
打線は5回裏に万波中正選手の二塁打から一死3塁の好機を作ると、杉谷選手のスクイズで1点を追加する。さらに6回裏には石井一成選手に適時三塁打、万波選手にもプロ初打点となる適時打が生まれ、一挙3得点。点差を5点にして試合は終盤へ。
リリーフ陣も6回表以降は玉井大翔投手、河野竜生投手、堀瑞輝投手が無失点でつなぎ楽天打線に反撃を許さない。9回表はロドリゲス投手が3人で締め、6対1で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、先発・バーヘイゲン投手が今季初白星を収めた。打っては杉谷選手が今季初安打となる本塁打を放つなど2打点を挙げる活躍。また、万波選手は2安打1打点でプロ初打点をマークした。一方敗れた楽天は、涌井投手が6回8安打6失点と精彩を欠き今季初黒星。打線も散発6安打に封じ込められ、5カード振りにカード初戦を落とした。なお、8回裏に内間拓馬投手がプロ初登板を果たしている。
123456789 計
楽 000100000 1
日 00111300X 6
楽 ●涌井秀章-安樂智大-内間拓馬
日 ○バーヘイゲン-玉井大翔-河野竜生-堀瑞輝-ロドリゲス
文・小野寺穂高
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