5月1日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と千葉ロッテの第8回戦は、3対0で楽天が勝利。引き分けを挟んで4連勝とし、カード勝ち越しを決めた。
楽天打線は3回裏、この回先頭の9番・太田光選手の出塁を足掛かりに1死1、3塁と好機を広げると、3番・浅村栄斗選手が5球目をレフト前へ運び1点を先制する。続く4回裏も先頭の茂木栄五郎選手が安打を放つと、打席には岡島豪郎選手。「上手く反応で打つことができた」と初球のフォークを右翼席に叩き込み、3対0とリードを広げた。
先発・田中将大投手は、初回から3回まで毎回走者を背負う不安定な立ち上がり。しかし、先制点をもらった直後の4回表は3者凡退に抑えて流れを呼び込み、千葉ロッテ打線に反撃を許さない。粘り強い投球で今季最多の106球を投じ、6回まで投げ切ったところで降板。今季2勝目の権利を手にした。
7回からは継投に入り、7回表、8回表に登板した宋家豪投手、酒居知史投手はともに3塁まで進まれるも、なんとか踏ん張って守護神の松井裕樹投手につなぐ。松井投手は9回表を3人でピシャリと締め、3対0で試合終了。
勝利した楽天は、先発した田中将大投手が今季2勝目。2回までに49球と序盤は球数を要したものの、先制後はギアを上げ、最終的に6回106球5安打6奪三振無失点にまとめた。打線では、4回裏に貴重な追加点となる第2号2ランを放った岡島豪郎選手が2安打2打点の活躍を見せた。一方敗れた千葉ロッテは、3者凡退に終わった回は2イニングのみ。常に塁上を賑わせたが、本塁が遠く完封負けを喫した。
123456789 計
ロ 000000000 0
楽 00120000X 3
ロ ●二木康太-田中靖洋-小野郁-河村説人
楽 ○田中将大-宋家豪-酒居知史-S松井裕樹
文・吉村穂乃香
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