4月25日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武と千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦、第6回戦は5対4で埼玉西武が勝利。延長戦までもつれた試合を制し、連日のサヨナラ劇で連勝を飾った。
埼玉西武の先発は内海哲也投手。初回、先頭に10球粘られた末に四球を出すが、後続を打ち取り無失点に抑える。一方の打線も千葉ロッテの先発・大嶺祐太投手の前に無得点に終わり、序盤3回まで試合は0対0で進行した。
内海投手は4回表、宗接唯人選手、加藤翔平選手の連打を浴びるなど2点を先制される。2点を追う6回裏、打線は千葉ロッテの3番手・東妻勇輔投手から四死球で得た満塁のチャンスで、仲三河優太選手に走者一掃の適時三塁打が生まれ逆転に成功。しかし直後の7回表、3番手・吉川光夫投手がエチェバリア選手に適時二塁打を浴び、3対3の同点とされる。
前日と同様、終盤までもつれる展開となった試合。埼玉西武は8回裏、佐藤龍世選手、渡部健人選手、仲三河選手の連打で1点を勝ち越すも、9回表に渡邉勇太朗投手が1点を失い再び同点に。9回裏の攻撃は先頭の川野涼多選手が二塁打を放つも、後が続かず延長戦を迎えた。
10回表は松岡洸希投手が登板し、3者連続三振を奪う圧巻の投球で流れを作る。すると10回裏、打線は2死となるも、渡部選手、仲三河選手が四球を選び1、2塁。ここで代打・長谷川信哉選手の放った打球が外野の頭上を越え、連日のサヨナラ勝利を呼び込んだ。
埼玉西武は仲三河選手が2安打4打点、渡部選手も2安打を記録。最後は長谷川信哉選手が決めるなど、ルーキーの活躍が光った。一方敗れた千葉ロッテは、先発した大嶺投手が3回2安打無失点、2番手の山本大貴投手が2回2安打無失点と好投。打線も12安打と好調ぶりを見せたが、好機であとひと押しができなかった。
12345678910 計
ロ 0002001010 4
西 0000030101X 5
ロ 大嶺祐太-山本大貴-東妻勇輔-南昌輝-横山陸人-●成田翔
西 内海哲也-大窪士夢-吉川光夫-赤上優人-渡邉勇太朗-○松岡洸希
文・丹羽海凪
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