中田翔の2本塁打で北海道日本ハムが勝利! 上沢直之も7回1失点の快投で今季初白星

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2021.4.17(土) 16:55

北海道日本ハムファイターズ・中田翔選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・中田翔選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月17日、東京ドームで行われた北海道日本ハムと楽天の第5回戦は、4対1で北海道日本ハムが勝利。初回に中田選手の2ランで先制した北海道日本ハムが、リードを守り抜き連敗を止めた。

 8年ぶりに日本球界に復帰した楽天の先発・田中投手に対する北海道日本ハム打線は、初回、2死から3番・近藤健介選手が四球を選ぶと、続く4番・中田翔選手が田中投手の直球を捉え、左中間スタンドの飛び込む1号2ランで幸先よく先制する。

 北海道日本ハムの先発は、今季初勝利を狙う上沢直之投手。2点リードの2回表、4番・浅村栄斗選手に長打を浴び、2死2塁から7番・黒川史陽選手の適時打で1点差に迫られる。しかし上沢投手は後続を抑えると、直後の2回裏に7番・石井一成選手が1号ソロを放ち、エースを援護する。

 リードを広げたい打線だったが、徐々に安定感を取り戻した田中投手を捉えきれないイニングが続く。両軍ともに3回からスコアに「0」を並べる展開となり、試合は後半戦へ。田中投手は、5回4安打1四球5奪三振3失点の内容でマウンドを降りた。

 貴重な追加点は6回裏。この回から登板した牧田和久投手から、中田選手がこの日2本目となる2号ソロを放ち、リードを3点に広げる。援護を受けた上沢投手は、7回表に一発同点のピンチを招くが、今季北海道日本ハムから楽天に移籍した横尾俊建選手を打ち取り、7回3安打2四球7奪三振1失点の好投でマウンドを後に託した。8回表は、宮西尚生投手が3者凡退に封じる投球。最終9回表は、杉浦稔大投手がクリーンナップを3人で締めて試合を決めた。

 勝利した北海道日本ハムの先発・上沢投手は、7回1失点の快投で4試合目にして今季初勝利をつかんだ。打線は、中田選手が待望の今季初本塁打含む2本の本塁打で3打点を挙げる活躍で連敗を止めた。敗れた楽天は、田中投手が8年ぶりの日本球界復帰も、打線が援護できず。浅村選手はマルチ安打を記録したが、チームでは散発3安打に終わった。

  123456789 計
楽 010000000 1
日 21000100X 4

楽 ●田中将大-牧田和久-安樂智大-ブセニッツ
日 ○上沢直之-宮西尚生-S杉浦稔大

文・岡絃哉

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