4月13日の18時から、PayPayドームで福岡ソフトバンクとオリックスの第4回戦が行われる。前回の同カードでは勝ち越しを決めたオリックスと、引き分けを挟んで4連勝中の福岡ソフトバンクによる、カード初戦の見どころを紹介する。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→1勝2敗
オリックス→2勝1敗
【福岡ソフトバンク】笠谷俊介投手 2試合1勝0敗 10.1回 9奪三振、防御率2.61
【オリックス】田嶋大樹投手 2試合0勝1敗 13回 13奪三振、防御率3.46
福岡ソフトバンクの先発は笠谷俊介投手。今季初登板のオリックスとの対戦では、6回1失点の好投で勝利投手となったものの、前回登板は5回途中2安打6四球と苦しんだ。この試合では中5日での登板となるが、後には今季も守護神・森唯斗投手をはじめ、モイネロ投手ら信頼できるリリーフが多数控えている。まずは試合を作ることに集中したい。
打線では中村晃選手に注目だ。3月30日のオリックス戦では、田嶋大樹投手との対決で2打数2安打、1四球の活躍。ここまで打率.207と苦しんでいるが、田嶋投手に対しては好印象で試合に入れるだろう。攻撃の起点となり、チームを5連勝に導けるか。
オリックスの先発は田嶋大樹投手。3月30日の試合では福岡ソフトバンク打線に先制を許し、6回2失点の好投も敗戦投手となった。前回登板の千葉ロッテ戦でも7回3失点と粘りの投球を見せたが、打線の援護も少なく開幕2戦で勝ち星を挙げられず。好投でリズムをつくり、今度こそ勝利を手にしたいところだ。
打線では、11日の北海道日本ハム戦で値千金の同点適時三塁打を放った宗佑磨選手の出番に期待しよう。代走での途中出場ながら、終盤に巡ってきたチャンスを見事ものにした宗選手。首脳陣の中でも評価は確実に上がっただろう。スタメン起用にも期待しつつ、今試合でもその活躍に注目したい。
文・小野寺穂高
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