自身開幕3連勝をかけ楽天・岸孝之が先発。対する千葉ロッテは石川歩が今季初登板

パ・リーグ インサイト

2021.4.12(月) 23:02

東北楽天ゴールデンイーグルス・岸孝之投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・岸孝之投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月13日の18時から、楽天生命パーク宮城で楽天と千葉ロッテの第4回戦が行われる。前カードで今季初のカード負け越しを喫した楽天は、切り替えて再び勝利を重ねたいところ。千葉ロッテが宮城に乗り込み迎えるカード初戦の見どころを紹介する。

【今季対戦成績】
楽天→2勝1敗
千葉ロッテ→1勝2敗

【楽天】岸孝之投手 2試合2勝0敗 15回 9奪三振、防御率1.20
【千葉ロッテ】石川歩投手 3試合1勝0敗 10回 6奪三振、防御率2.70(二軍成績)

 楽天は今季ここまで2戦2勝と抜群の開幕スタートを切っている岸孝之投手が先発。3月30日の千葉ロッテ戦では、9回107球8安打7奪三振にまとめ見事に完封勝利を挙げると、前回登板の埼玉西武戦でも6回3安打2失点で勝利投手に。開幕カードで完封した千葉ロッテ相手に再び快投を披露し、自身開幕3連勝といきたい。

 11日の福岡ソフトバンク戦で完封負けを喫した打線では、渡邊佳明選手に注目。10日から茂木栄五郎選手が休養のためスタメンを外れ、代わりにサードを任された渡邊佳選手。11日の試合ではマルチ安打を放つ活躍を見せた。内外野をこなすユーティリティプレイヤーは、定位置獲得へ持ち味のシャープな打撃を発揮できるか。

 対する千葉ロッテは、コンディション不良で開幕二軍スタートとなった石川歩投手が今季初登板のマウンドへ。石川投手は出遅れたものの、ファームでは3試合に登板し、6日の巨人戦では6回3安打1失点の好投で1勝を挙げるなど順調に調整を重ねた。先発の柱として、首位・楽天に対しどのような投球を見せるだろうか。

 打線では、中軸のつながりに期待。主に2番を務めるマーティン選手は、前カードで11打数5安打と徐々に調子を上げてきている。そこに中村奨吾選手と安田尚憲選手らが続けば、さらに打線の脅威は増すだろう。ここ数試合やや不調気味の中村奨選手の復調と、現在パ・リーグ打点トップの安田選手の活躍が勝利の秘けつか。

文・小野寺穂高

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