11月4日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第23回戦は、2対0で福岡ソフトバンクが勝利。先発した千賀滉大投手は8回2安打9奪三振無失点で11勝目をマークし、防御率、勝利数、奪三振数でリーグトップに躍り出た。
福岡ソフトバンクは2回表、この日一軍登録されたデスパイネ選手の6号ソロで先制すると、4回表には栗原陵矢選手に17号ソロが飛び出し2対0に。好投を続ける千賀投手を援護する。
以降は両軍投手陣が奮闘。千葉ロッテは先発のチェン・ウェイン投手が6回を投げ切ったところで降板すると、以降はリリーフ陣が無失点でつなぐ。
対する福岡ソフトバンクの千賀投手は、巧みな投球でマリーンズ打線を抑え込み、8回裏にはオリックス・山本由伸投手に並ぶリーグトップタイの149奪三振を記録した。最終9回裏は守護神・森唯斗投手が3人で締めて試合終了。リードを守り抜いた福岡ソフトバンクが2対0で勝利した。
千賀投手は8回2安打9奪三振無失点の快投で、楽天・涌井秀章投手と並ぶリーグトップの11勝目をマークした。3回裏には歴代2位、パ・リーグでは最速となる通算855.1回で通算1000奪三振を達成。また、規定投球回にも到達し、防御率2.16でこちらもリーグトップに躍り出た。
一方敗れた千葉ロッテは、チェン・ウェイン投手が6回6安打2四球2失点で4試合連続のクオリティスタートを記録するも、NPB復帰後初勝利はならず。打線は千賀投手を打ち崩せず、2安打無得点で連敗。同率2位につけていた埼玉西武が同日の試合に勝利したため、2位と「1」ゲーム差の3位に転落した。
123456789 計
ソ 010100000 2
ロ 000000000 0
ソ ○千賀滉大-S森唯斗
ロ ●チェン・ウェイン-小野郁-東條大樹-フローレス
文・北嶋楓香
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