榎田大樹が7回途中無失点で今季初勝利! 埼玉西武がCS圏内の2位まで「1」ゲーム差に

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2020.11.2(月) 21:09

埼玉西武ライオンズ・榎田大樹選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・榎田大樹選手(C)パーソル パ・リーグTV

 11月2日、メットライフドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムの第22回戦は、4対0で埼玉西武が勝利。CS圏内の2位まで「1」ゲーム差に迫った。

 埼玉西武は初回、今季初先発の北海道日本ハム・生田目翼投手から1死2、3塁のチャンスをつくると、4番・栗山巧選手の2点適時打で先制に成功する。5回裏には、9番・木村文紀選手の8号ソロが飛び出し、3対0とリードを広げた。

 先発の榎田大樹投手は、テンポの良い投球で凡打の山を築き上げ、6回まで無安打無失点の素晴らしい投球を披露する。7回1死から杉谷拳士選手に初安打となる二塁打を許すと、続く打者に四球を与え、1死1、2塁としたところで、投手交代。代わった森脇亮介投手は、満塁のピンチを招くも後続を打ち取り、無失点で切り抜けた。

 続く8回表を平良海馬投手が3者凡退でつなぐと、8回裏には代打・愛斗選手の適時打で貴重な追加点を挙げる。9回表はギャレット投手が締め、4対0で試合終了。

 勝利した埼玉西武は、先発の榎田投手が7回途中1安打無失点の快投で今季初勝利をマーク。自身の投球については「今日は(森)友哉のリードにうまく応えられた。序盤は逆球が多かったが、源田の守備にも助けられ、なんとかリズムよく投げられた」とコメント。また、ノーヒットノーランについては「ほとんど意識していなかったが、1本打たれたときに球場がどよめいたので、ファンのみなさんがすごく意識してくれたんだなと思った」と振り返った。

 一方敗れた北海道日本ハムは、先発の生田目投手が5回3失点(自責点2)の粘投も、打線がわずか2安打と援護できなかった。なお、ドラフト5位ルーキーの望月大希投手が7回裏にプロ初登板を果たし、1回無失点に抑えている。

  123456789 計
日 000000000 0
西 20001001X 4

日 ●生田目翼-福田俊-望月大希-北浦竜次
西 ○榎田大樹-森脇亮介-平良海馬-ギャレット

文・岩井惇

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