石川柊太が自身2度目の2桁勝利。明石健志、牧原大成が猛打賞の福岡ソフトバンクが6連勝

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2020.10.31(土) 17:15

福岡ソフトバンクホークス・石川柊太投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・石川柊太投手(C)パーソル パ・リーグTV

 10月31日、メットライフドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第22回戦は、11対2で福岡ソフトバンクが勝利。先発の石川柊太投手は自身2度目の2桁勝利を達成。またチームは月間勝利数「22」、貯金「18」でプロ野球新記録を達成した。

 福岡ソフトバンクは埼玉西武の先発・十亀剣投手の立ち上がりを攻めた。初回に安打と2四球で2死満塁とすると、明石健志選手が走者一掃の適時二塁打を放ち、先制に成功。3対0とリードを得ると、続く2回表にも、1死1、2塁から牧原大成選手の適時三塁打で2点、さらに捕逸の間に1点を挙げ、6対0と序盤から大きく突き放した。

 投げては先発・石川投手が4回まで2塁を踏ませない好投を続けると、打線は5回表、またも四球と安打で無死1、2塁とし、十亀投手の暴投でそれぞれ進塁。ここで長谷川勇也選手に2点適時打が生まれ、8対0と試合を決定づけた。

 ここまで無失点投球を続けていた石川投手は6回裏、栗山巧選手の適時打で1点を返されるも、続く中村剛也選手を空振り三振に打ち取り、リードを守ったまま試合は終盤へ。

 7回表には2番手・伊藤翔投手相手に松田宣浩選手が適時打を放ち、9対1とさらに点差を広げると、7回裏には2番手・高橋礼投手が内野ゴロの間に1点を失ったが、それ以上の得点は許さず。

 以降は8回裏を松本裕樹投手が無失点で切り抜けると、9回表には柳町達選手のプロ初安打となる適時打などで2点を追加し、スコアは11対2に。最終9回裏は泉圭輔投手が無失点で締め、福岡ソフトバンクが勝利した。

 序盤から援護をもらった先発・石川投手は6回4安打5奪三振1失点の快投で10勝目。自身2度目となる2桁勝利を手にした。打っては明石選手が5打数4安打4打点の活躍など、チーム15安打11得点と投打がかみ合い、6連勝を飾った。

 一方敗れた埼玉西武は、十亀剣投手が5回11安打3四球8失点(自責点7)で降板。立ち上がりから打ち込まれると、毎回走者を背負う苦しい展開となった。打線は6回、7回にそれぞれ1点を奪うも、後が続かず反撃はそこまで。今カードの負け越しが決まった。

  123456789 計
ソ 330020102 11
西 000001100 2

ソ ○石川柊太-高橋礼-松本裕樹-泉圭輔
西 ●十亀剣-伊藤翔-小川龍也-田村伊知郎

文・北嶋楓香

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