浦野博司が3球三振で現役生活を締めくくる。13安打6得点で北海道日本ハムが快勝

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2020.10.31(土) 16:46

北海道日本ハムファイターズ・浦野博司投手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・浦野博司投手(C)パーソル パ・リーグTV

 10月31日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスの第22回戦は、6対1で北海道日本ハムが勝利。13安打6得点の猛攻を見せた。

 北海道日本ハムは2回裏、オリックスの先発・アルバース投手に対し5番・大田泰示選手、8番・清水優心選手の安打で2死1、3塁の好機を演出すると、9番・谷内亮太選手と1番・西川遥輝選手に連続適時打が飛び出し、2点を先制。さらに4回裏には野村佑希選手の安打などで2死2塁とすると、西川選手の適時打で1点を追加し、3対0とリードを広げる。

 北海道日本ハムの先発・河野竜生投手は5回までオリックス打線をわずか1安打に抑え込む好投を披露。6回表に8番・大城滉二選手と2番・福田周平選手に安打を許して1点を失うも、後続を打ち取り最少失点で切り抜け、6回72球3安打3奪三振1失点の内容で降板。マウンドを後に託す。

 打線の勢いは止まらず、6回裏には1死満塁から西川選手の3打席連続適時打で1点を追加し、アルバース投手をマウンドから引きずり下ろす。なおも満塁のチャンスで2番・杉谷拳士選手が、2番手・吉田凌投手から適時二塁打を放ち、6対1とオリックスを突き放す。

 7回表には2死の場面で、今季限りでの現役引退を発表した浦野博司投手が現役最後のマウンドに上がった。6番・松井佑介選手を2球で追い込むと、最後は持ち前のフォークで空振り三振を奪い攻守交代。ファンやチームメイトの拍手に包まれながら涙を見せた。以降は8回表をロドリゲス投手、9回表は加藤貴之投手が3者凡退に打ち取り、6対1で試合終了。

 勝利した北海道日本ハムは、河野投手が好投を披露して3勝目をマーク。打線では西川選手が4打数4安打3打点の活躍でけん引。杉谷選手、清水選手、谷内亮太選手もマルチ安打を記録した。一方敗れたオリックスは、アルバース投手が5.1回104球12安打6失点と試合を作れず。打線もわずか3安打に終わった。

  123456789 計
オ 000001000 1
日 02010300X 6

オ ●アルバース-吉田凌-鈴木優-張奕
日 ○河野竜生-玉井大翔-浦野博司‐ロドリゲス‐加藤貴之

文・下村琴葉

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