10月22日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第24回戦は、4対2で福岡ソフトバンクが勝利。2005年以来、15年ぶりの11連勝を果たし、対戦成績17勝6敗1分で北海道日本ハムとの今季最終戦を終えた。
福岡ソフトバンクは2回表、長谷川勇也選手、松田宣浩選手の連打でチャンスを作ると、9番・牧原大成選手が適時二塁打を放ち、北海道日本ハム先発・吉田輝星投手から1点を先制する。
福岡ソフトバンク先発・ムーア投手は走者を背負うものの落ち着いた投球で得点を与えず。5回表には、4番・グラシアル選手の適時打や捕逸などで3点を追加し、4対0と試合の主導権を握った。
援護を受けたムーア投手は、尻上がりの投球を披露。6回表には、淺間大基選手から今試合10個目の三振を奪うなど、7回2安打10奪三振無失点と北海道日本ハム打線に的を絞らせなかった。8回表は杉山一樹投手が1点は失うもリードは保つと、9回表は森唯斗投手が中田翔選手に30号ソロを浴びるも最少失点で抑え、試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、先発のムーア投手が7回無失点の好投で6勝目。打線では周東選手が2安打1盗塁を記録するなど、存在感を示した。一方敗れた北海道日本ハムは、注目の先発・吉田輝投手が6回6安打4奪三振4失点(自責2)の内容。キャリア最多の111球を投じる力投も、打線がムーア投手をとらえられなかった。
123456789 計
ソ 010030000 4
日 000000011 2
ソ ○ムーア-杉山一樹-S森唯斗
日 ●吉田輝星-玉井大翔-宮西尚生-金子弌大
文・岩井惇
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