10月21日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天イーグルスとオリックスの第20回戦は、オリックスが6対5で勝利した。
オリックスは初回、3番・吉田正尚選手が楽天の先発・涌井秀章投手から13号ソロを放ち、先制に成功。直後の1回裏に4点を失うも、3回表に2番・西野真弘選手、3番・吉田正選手の連続適時打で1点差に迫る。
さらに4回表には、先頭の安達了一選手、7番・小田裕也選手の連打で無死1、3塁とすると暴投や8番・若月健矢選手の適時打で2点を奪い、逆転に成功する。
頼もしい援護を受けたオリックスの先発・榊原翼投手は、1回裏に4番・島内宏明選手の適時打と5番・ロメロ選手の21号3ランで4点を失うも、以降は要所を締める投球で5回5安打3四球4失点で降板。6回裏は山田修義投手、7回裏は漆原大晟投手がそれぞれ無失点に抑える。
8回裏は4番手・ヒギンス投手が下水流昂選手に同点打を許すが、直後の9回表に大城滉二選手に1号ソロが生まれ、勝ち越しに成功。1点リードで迎えた最終9回裏は守護神・ディクソン投手が締めて試合終了。オリックスが6対5で勝利した。
勝利したオリックスは、榊原投手が初回に4失点を喫するも以降は修正し、追加点を許さなかった。打線も吉田正選手、安達選手、若月選手がマルチ安打を記録。また大城滉二選手も勝負強さを見せた。敗れた楽天は、先発・涌井秀章投手が5回8安打1四球5失点と大きく崩れ、打線も初回の4得点以降は好機を生かすことができず。8回裏に追い付くも、最終回に作った好機であと一本が出なかった。
123456789 計
オ 102200001 6
楽 400000010 5
オ 榊原翼-山田修義-漆原大晟-○ヒギンス-Sディクソン
楽 涌井秀章-福山博之-寺岡寛治-酒居知史-●松井裕樹
文・後藤万結子
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