「メットライフ生命presents ライオンズベストプレー賞」の月間賞。
自慢の剛球で初めてここに名乗りを上げた男がレオのセットアッパー平良海馬だ。
同賞のノミネートを聞いた平良は「え、僕がですか?」と驚きながらも、「メットライフ生命 presents ライオンズベストプレー賞、できれば取りたいですね」とニヤリと笑った。
そんな対象となったシーンが9月26日の東北楽天戦。3点リードで迎えた、8回のマウンドだった。安打と四球で無死一、二塁のピンチを招き、打席には浅村栄斗選手。平良は、相手の主軸に対し、初球は155キロの直球で空振り、2球目も154キロの直球で空振り、そして3球目も“遊び無し”でもうひとつギアを上げると、156キロの高めの直球で空振り三振に仕留めた。今回、ノミネートされたのは、この浅村選手に対する真っ向勝負で奪った三振のシーンだ。
平良は、次の打者を二併打に打ち取ってピンチをしのぐと、チームも逃げ切り、自身初の20ホールドをマークした。広報からお立ち台の打診もあったものの、「いや、今日は僕はヒーローじゃないです。もっといい投球をしなくてはいけません。(しっかり抑えて)次、堂々と上がります」と宣言していた。
ちなみに、平良以外でノミネートされたのは、「あと少しで“ノーノー”高橋光成の1安打完封勝利」(9月8日 対オリックス)、「先発内海を救う、金子侑司のスーパープレー」(9月9日 対オリックス)、「浜屋将太がプロ入り初勝利の権利を得たシーン」(9月16日 対千葉ロッテ)、「岡田雅利のスクイズ成功」(9月27日 対東北楽天)の4つ。
月間賞の賞金50万円のゆくえを占うのは、ファンの皆さんだ。投票はメットライフ生命キャンペーンページから行える。
新人王の期待も日に日に膨れ上がる中、9月に飛び出した好プレーを押しのけ、ここまで防御率1点台とチームとファンの期待にこたえ続ける背番号61が、1つ目の“タイトル獲得”となるか、注目だ。
提供:西武ライオンズ広報部
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