「メットライフ生命presents ライオンズ8月ベストプレー賞」は、8月27日の北海道日本ハム戦、山川穂高の逆転サヨナラタイムリーに決定。山川も「メットライフ生命月間ベストプレー賞を受賞できたこと、とてもうれしく思います」と素直に受賞を喜んだ。
あの日、終盤に逆転を許し迎えた最終回。一死満塁とし、ベンチそしてベンチ裏も極限の緊張感が漂っていた。山川の弾丸ライナーが左翼手の頭上を越えた瞬間、緊張の糸が解かれ、地鳴りのような喜びの声がベンチでこだました。
ヒーローはもちろん背番号3。
ベンチ裏のロッカーで「この後、ヒーローインタビューです」と告げられると、目を充血させながら「ありがとうございます!」とホッとした表情で頷いた山川が印象的だった。
「良かった、良かった」と連呼し、外崎修汰も源田壮亮もその日プロ入り初ホームランを打った柘植世那もみんながその背中に大きな拍手を送っていた。
当時の瞬間を振り返り、「選んでいただいたファンの皆さんに感謝したいです。ありがとうございました」と感謝の言葉を口にした山川。
9月22日からはメットライフドームでも観客の上限が10,000人となり、グラウンドから見える景色も一段と華やかになった。
「お客さんの数も増えましたし、いい雰囲気の中で試合をさせていただいていることに感謝をしながら、また勝利につながるような一打を打てるように必死に頑張っていきます」
応援してくれるファンに感謝をしながら、またチームの勝利に貢献する1本を誓った。
文・西武ライオンズ広報部
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