松井裕樹が5回12奪三振0封、下妻貴寛にプロ初アーチも生まれた楽天が5連勝

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2020.9.24(木) 21:27

東北楽天ゴールデンイーグルス・下妻貴寛選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・下妻貴寛選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月24日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と千葉ロッテの第18回戦は、3対0で楽天が勝利。同一カード3連勝を収め、チームとしては5連勝となった。
 
 楽天は2回裏、2死走者なしでスタメンマスクの8番・下妻貴寛選手が初球のストレートをフルスイング。打球はレフトスタンドへ吸い込まれ、先制のプロ初本塁打となった。

 続く3回裏には四死球で1死1、2塁のチャンスを迎えると、4番・茂木栄五郎選手が適時打を放ってリードを広げる。「簡単に追い込まれたので何とか粘って島内さんにつなげたいなと思って必死で打ちました」と貴重な一打を振り返った。5回裏にも茂木選手に2打席連続の適時打が生まれ、3対0とリードを広げた。

 楽天先発の松井裕樹投手は、初回から毎回走者を出しながらも、力強い直球で要所を締める。毎回得点圏に走者を背負いながらも5回無失点、12奪三振の力投を見せた。後を受けたリリーフ陣も無失点の投球を披露し、試合はそのまま9回へ突入した。

 9回表のマウンドに上がった抑えのブセニッツ投手は走者1人を出したものの最後は併殺打で切り抜けて試合終了。継投で完封リレーを完成させた。勝利した楽天は、松井投手が3勝目をマーク、打線では浅村栄斗選手、茂木選手が2安打を放った。敗れた千葉ロッテは、先発した岩下大輝投手が5回8安打3四死球3失点で6敗目。打線は7安打6四死球も本塁を踏むことができず、楽天に3連敗を喫した。

  123456789 計
ロ 000000000 0
楽 01101000X 3

ロ ●岩下大輝-チェン-東妻勇輔-山本大貴
楽 ○松井裕樹-寺岡寛治-DJ.ジョンソン-酒居知史-Sブセニッツ

文・山下虎太郎

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