9月19日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと楽天の第17回戦は、3対1で楽天が勝利。プロ初登板となった先発・瀧中瞭太投手をはじめ投手陣の奮闘が実り、福岡ソフトバンク戦の連敗を「5」で止めた。
楽天の先発・瀧中瞭太投手は3回まで被安打1、無失点と福岡ソフトバンク打線を相手に快投を披露。プロ初登板の緊張感を感じさせない投球で、5回までスコアボードに0を並べ続ける。打線は3回表に先頭の9番・小深田大翔選手にこの試合の初安打が生まれると、2番・鈴木大地選手の適時打で先制し、1対0とリードして試合は後半戦へと進んでいく。
瀧中投手は6回裏、先頭に四球で出塁を許すと、盗塁と犠打で1死3塁としたところで降板。後を受けた2番手・酒居知史選手は柳田悠岐選手に適時打を浴び、1対1と試合を振り出しに戻されてしまう。
しかし直後の7回表、3番手・高橋礼投手に対して1番・田中和基選手の四球、2番・鈴木大地選手の安打で無死1、3塁とする。この得点機に3番・浅村栄斗選手がしっかりと中前に適時打を運んで3塁走者が生還。再び勝ち越しに成功し、7回を終えて2対1とリードを握った。
7回裏、8回裏を寺岡寛治投手と牧田和久投手のリレーで無失点に抑えた楽天は、9回表に茂木栄五郎選手の適時打が飛び出し、リードを2点に広げる。9回裏、マウンドに上がったブセニッツ投手は先頭の6番・グラシアル選手を二ゴロに仕留めると、続く7番・牧原大成選手から空振り三振を奪いテンポよくアウトを重ね、最後は代打・松田宣浩選手を中飛に打ち取って試合終了。楽天が3対1で勝利を収めた。
楽天はプロ初登板・初先発となったルーキー・瀧中瞭太投手が6回途中1失点と好投。後を受けた救援陣も福岡ソフトバンク打線をしっかりと封じてチームに勝機を呼び込んだ。一方の福岡ソフトバンクは7回以降無安打など打線が振るわず。救援陣も終盤の勝負所で失点を喫し、連勝は「3」でストップした。
123456789 計
楽 001000101 3
ソ 000001000 1
楽 瀧中瞭太-○酒居知史-寺岡寛治-牧田和久-Sブセニッツ
ソ 笠谷俊介-加治屋蓮-●高橋礼-嘉弥真新也-泉圭輔-奥村政稔
文・成田康史
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