9月16日、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックスと楽天イーグルスの第14回戦は、2対0でオリックスが勝利。先発の田嶋投手が3年目にして初完投・完封勝利を挙げた。
オリックス・田嶋大樹投手、楽天・涌井秀章投手の両先発で迎えた一戦は、4回までスコアの動かない展開となる。田嶋投手は150キロに迫るキレの良い速球を軸に打ち取り、涌井投手は効果的に変化球を織り交ぜつつ、相手に的を絞らせない。
試合が動いたのは5回裏。先頭の6番・杉本裕太郎選手が内角低めの直球をとらえると、打球は神戸の夜空を架け、レフトスタンドの上段へ。杉本選手の豪快な1号ソロでオリックスが先制点を挙げた。
7回裏には、女房役・伏見寅威選手の2号ソロで追加点を挙げたオリックス。田嶋投手は、後半になっても球の勢いが落ちず、楽天打線に付け入る隙を与えなかった。そのまま9回表のマウンドにも上がると、最後は鈴木大地選手を遊飛に打ち取り試合終了。プロ初完投を初完封勝利で飾った。
勝利したオリックスは、先発の田嶋投手が9回2安打1四球8奪三振無失点の快投で2勝目をマーク。杉本選手、伏見選手のソロで挙げた2点を守り抜いた。一方敗れた楽天は、先発の涌井投手が6回1失点も打線が援護できず、3連敗を喫した。
123456789 計
楽 000000000 0
オ 00001010X 2
楽 ●涌井秀章-酒居知史-宋家豪
オ ○田嶋大樹
文・岩井惇
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