9月10日、メットライフドームで行われた埼玉西武とオリックスの第15回戦は、12対4でオリックスが勝利。アダム・ジョーンズ選手が5回に日米通算2000安打を達成した。
オリックスの先発は竹安大知投手。初回に失策と栗山巧選手の適時二塁打で2点を献上したが、以降は打たせて取る投球術で追加点を与えず。5回2失点の好投で今季初登板のマウンドを降りた。
オリックス打線は2回表、敵失策により1点を返すと、杉本裕太郎選手の適時打で同点に追い付く。なおも無死満塁の好機から伏見寅威選手の適時打で勝ち越しに成功すると、福田周平選手が走者一掃の適時三塁打を放ち、この回一挙6得点。打者一巡の猛攻で試合をひっくり返した。
4回表には西野真弘選手、杉本選手の適時打などで4点を追加。5回表にも吉田正尚選手が2死から安打で出塁すると、続く4番・ジョーンズ選手選手に日米通算2000安打となる左中間への適時二塁打が生まれ、スコアは11対2に。続く6回表にも杉本選手の適時打で1点を挙げた。
10点をリードするオリックスは、6回裏から吉田一将投手がマウンドへ。先頭のスパンジェンバーグ選手に10号ソロを浴びたが、以降は8回まで追加点を許さない。最終回に栗山選手の適時打で1点を返されたが、大差は変わらず12対4で試合終了。
勝利したオリックスは、竹安投手が5回5安打3四球2失点(自責0) で今季初勝利をマーク。打線は攻撃の手を緩めず、16安打の猛攻を見せた。一方敗れた埼玉西武は、先発の平井克典投手が3回5安打3四球6失点と乱調。打線は先制に成功したが、大差をひっくり返すことはできなかった。
123456789 計
オ 060411000 12
西 200001001 4
オ ○竹安大知-S吉田一将
西 ●平井克典-武隈祥太-田村伊知郎-小川龍也
文・鈴木優菜
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