【ファーム】古谷優人が4回0封で防御率0.81に。デスパイネは3安打をマーク

パ・リーグ インサイト

2020.9.3(木) 16:48

福岡ソフトバンクホークス・古谷優人投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・古谷優人投手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月3日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクとオリックスのウエスタン・リーグ公式戦第11回戦は、5対0で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンクは初回、2死から3番・柳町達選手の四球と4番・デスパイネ選手の安打で得点圏に走者を進め、5番・釜元豪選手の適時打で1点を先制。以降は5回までオリックス先発の竹安大知投手の前に1安打に終わったが、6回裏に2番手の松山真之投手を捉えた。

 内川聖一選手の四球、柳町選手、デスパイネ選手の連打で無死満塁の好機を得ると、釜元選手の適時打で2点を追加。なおも6番・佐藤直樹選手の内野ゴロの間に1点を追加すると、続く7番・リチャード選手にも適時打が生まれてこの回一挙4得点を挙げた。

 一方、援護をもらった投手陣も安定した投球で打線に応えた。先発の岩嵜翔投手が3回1安打3奪三振無失点で降板すると、2番手の古谷優人投手は4回を投げて1安打3四球5奪三振無失点の好投を披露。8回以降は津森宥紀投手、椎野新投手がそれぞれ1イニングを危なげなくつなぎ、そのまま試合終了。見事な投手リレーで完封勝利を飾った。

 福岡ソフトバンクは古谷投手が2勝目をマーク。15試合に登板し防御率0.81と好投を続けている。打線ではデスパイネ選手が3打数3安打の活躍を見せた。一方敗れたオリックスは、竹安投手が5回1失点の好投。敗戦投手になったものの、6試合で防御率0.96とアピールを続けている。

  123456789 計
オ 000000000 0
ソ 10000400X 5

オ ●竹安大知-松山真之-齋藤綱記-海田智行-前佑囲斗
ソ 岩嵜翔-○古谷優人-津森宥紀-椎野新 

文・東海林諒平

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