1位・福岡ソフトバンクと3位・埼玉西武の6連戦初戦。鈴木将平と周東佑京に注目

パ・リーグ インサイト

2020.7.27(月) 20:00

福岡ソフトバンクホークス・周東佑京選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・周東佑京選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月28日、PayPayドームで福岡ソフトバンクと埼玉西武の第7回戦が18時から行われる。上位争いを演じる2チームのゲーム差はわずか「1」。大きく順位に影響の出る重要な一戦の注目選手を紹介していく。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→2勝4敗
埼玉西武→4勝2敗

【福岡ソフトバンク】千賀滉大投手 3試合2勝1敗 17.2回 15奪三振、防御率3.57
【埼玉西武】今井達也投手 5試合2勝3敗 27回 19奪三振、防御率6.00

 2週連続で本拠地6連戦を戦う福岡ソフトバンクは、千賀滉大投手が先発のマウンドへ。前回登板した21日の北海道日本ハム戦では、6回まで無失点の好投を見せていたが、7回に2点を失い負け投手となった。昨季の埼玉西武戦には5試合に先発して2勝2敗、防御率3.94とパ・リーグ球団のなかでは一番苦手としていたが、CSファイナルでは8回10奪三振無失点の快投を見せた。今季初対戦のマウンドでも、前回対戦のような圧巻の投球を見せられるか。因縁の対決に注目が集まる。

 打線では周東佑京選手に注目したい。昨季は主に代走で起用されていたが、今季は二遊間での先発出場が増えている。持ち前の快足で埼玉西武バッテリーを翻弄し、チームを勝利に導けるか。

 対する埼玉西武の先発は今井達也投手。前回登板した21日の千葉ロッテ戦では、5回3失点で勝ち星を挙げるも、「最低限の仕事しかできなかった」と後悔を口にした。前回登板の雪辱を果たす好投に期待したい。

 打線の注目は鈴木将平選手。7月途中からスタメンに定着すると、1番打者としてチームをけん引する活躍を続けている。7月の打率.323と好調の若獅子は、首位・福岡ソフトバンク攻略の糸口となれるか。

文・須之内海

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