6月24日、メットライフドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第2回戦は、9対6で福岡ソフトバンクが勝利。打線が14安打9得点を挙げ、獅子との乱打戦を制した。また、3番手として登板したルーキーの津森宥紀投手がプロ初勝利をマークしている。
福岡ソフトバンクは初回、1番・栗原陵矢選手の二塁打からチャンスを作ると、4番・バレンティン選手の犠飛で先制。なおも2死1,2塁の場面で上林誠知選手に1号3ランが生まれ、埼玉西武先発の今井達也投手から4点を先制した。
頼もしい援護を受けた福岡ソフトバンク先発の石川柊太投手だったが、1回裏に源田壮亮選手、森友哉選手に連打を浴びると、4番・山川穂高選手に1号3ランを被弾。1点差に詰め寄られると、3回裏に山川選手の犠飛で同点とされ、4回裏には金子侑司選手の犠飛と、スパンジェンバーグ選手の適時打で2点を勝ち越されたところで降板。3.2回6安打3四死球6失点と悔しさが残る登板となった。
2回以降は今井投手から追加点を挙げられていない打線は6回表、1死から9番・甲斐拓也選手、栗原選手の連打で好機を演出すると、2番・今宮健太選手に1号3ランが生まれ、逆転に成功。8回表には上林選手の適時打、9回表にも甲斐選手の1号ソロで追加点を挙げると、9回裏を守護神・森唯斗投手がピンチを招きながらも無失点で締め、9対6で試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、先発の石川投手が6失点を喫するも、後を託されたリリーフ陣が5.1回を無失点に抑える好投を披露。打線も3本塁打を含む14安打で9得点を挙げ、チームの連敗を「3」で止めた。敗れた埼玉西武は、先発した今井投手が5.2回12安打3四球7失点。「練習試合や紅白戦でやってきたことを出すことができませんでした。気持ちの面など反省点が残ります」と反省を口にした。
123456789 計
ソ 400003011 9
西 301200000 6
ソ 石川柊太-川原弘之-○津森宥紀-嘉弥真新也-岩嵜翔-モイネロ-S森唯斗
西 ●今井達也-小川龍也-平良海馬-ギャレット-森脇亮介
文・東海林諒平
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