リリーフ陣が6イニングを0封。延長に入った投手戦を楽天が制す

パ・リーグ インサイト

2020.6.20(土) 18:32

東北楽天ゴールデンイーグルス・辛島航投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・辛島航投手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月20日、京セラドーム大阪で行われたオリックス対楽天の第2回戦は、延長戦の末、2対1で楽天が勝利。オリックスを相手に連勝を飾った。

 オリックスの先発・田嶋大樹投手は初回、楽天打線を3者凡退に抑える上々の立ち上がりを披露。一方、守護神から先発に再転向した楽天の先発・松井裕樹投手は、2死1,3塁から5番・中川圭太選手に適時打を浴び、先制を許した。

 松井投手を援護したい楽天打線は4回表、先頭の2番・ブラッシュ選手が二塁打で出塁すると、続く3番・島内宏明選手が同点適時打を放ち、試合は振り出しに。島内選手は「打ったのはストレート。毎年開幕の時に星稜の山下総監督から『頑張れ』というお言葉をいただいているので。星稜魂です」と振り返った。

 以降は両チームともに無失点リレーを見せ、試合は終盤に。楽天は9回表、2死1,3塁の好機を作るも、2番・ブラッシュ選手が空振り三振を喫する。9回裏には楽天の新守護神・森原康平投手が、二塁打や四球などで2死満塁の危機を背負うも、これを無失点に抑え、試合は延長戦へ。

 延長10回表、2死1,2塁から7番・銀次選手の打球が相手の失策を誘い、その間に2塁走者が生還。勝ち越しに成功した楽天は10回裏、7番手として登板した辛島航投手が走者を許すも無失点で締め、2対1で試合終了。

 勝利した楽天は投手陣が粘りの投球を見せ、延長戦を制した。一方の敗れたオリックスは先発の田嶋大樹投手が5回3安打3四球3奪三振1失点の好投も、先制打を放った中川選手が10回裏に精彩を欠き、悔しい連敗を喫した。

  12345678910 計
楽 0001000001 2
オ 1000000000 1

楽 松井裕樹-酒居知史-宋家豪-牧田和久-ブセニッツ-○森原康平-S辛島航
オ 田嶋大樹-山田修義-海田智行-神戸文也-比嘉幹貴-ディクソン-●澤田圭佑

文・高橋優奈

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