現在、「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルでは、「パーソル パ・リーグTV厳選BEST100」と題して、2012年以降の100本の動画を1日5本ずつ順次公開中だ。懐かしのあの名場面や、いまはメジャーに渡ったあのスターの活躍など、見どころ盛りだくさんの内容となっている。

　今回は、公開中の動画の中から編集部がピックアップした1本をご紹介。その他の動画も、「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルで要チェックだ。

平成球史に残る対決 怪物vs三冠王の行方

　2005年7月15日、福岡ソフトバンク対西武の一戦。西武の先発は当時球界屈指のエースと言われた松坂大輔投手。そして福岡ソフトバンクの4番に座っていたのが、当時球界屈指のスラッガーと言われた松中信彦選手だった。

　まずは2回裏、松中選手は左翼席に打球を放り込み先制点を奪取すると、4回裏には右翼席上段に打球を放り込み、拳を突き上げた。さらに松中選手の勢いは止まらず、3対3の同点で迎えた9回裏、松坂投手の直球を再び右翼席上段に運びサヨナラ弾とした。

　松坂投手が被弾した3球はいずれも直球。松坂投手が投じた直球は決して甘い球ではなかったが、松中選手が力と技でスタンドまで運び、意地と意地のぶつかり合いを制した。今でも語り継がれるこの名勝負、ぜひ全プロ野球ファンにご覧いただきたい。

「平成球史に残る対決 怪物vs三冠王の行方」視聴はこちらから。


文・後藤万結子

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