8月13日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと埼玉西武の第21回戦は、5対4で北海道日本ハムがサヨナラ勝利を収めた。
北海道日本ハムは1回裏、レイエス選手の30号ソロで先制。3回裏には今川優馬選手が2号ソロを放ち追加点を挙げる。先発の加藤貴之投手は、4回表に外崎修汰選手の5号ソロを浴びたが、直後の4回裏、1死1塁から石井一成選手の5号2ランが生まれ、スコアは4対1に。
加藤貴投手は6回表、西川愛也選手の三塁打で無死3塁のピンチを招き、内野ゴロの間に1点を失ったところで降板。代わった玉井大翔投手が後続を抑えた。7回からは田中正義投手、齋藤友貴哉投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐ。
9回表、上原健太投手が内野ゴロで1点を失うと、なおも2死満塁から滝澤夏央選手の同点適時打を浴びて降板。代わった金村尚真投手が後続を抑えるも、9回裏、2死1、2塁の好機をつくりながらも無得点に終わり、試合は延長戦に突入する。
以降は両軍無得点だったが、11回裏、矢澤宏太選手、山縣秀選手の連続四球とレイエス選手の安打で好機を演出。2死満塁から清宮幸太郎選手がサヨナラ打を放ち、5対4で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、11回表を3人で抑えた7番手・杉浦稔大投手が今季2勝目。打線では、石井選手が2安打2打点、清宮幸選手もサヨナラ打を含む2安打の活躍を見せた。一方の埼玉西武は、9回に同点に追い付くも、7番手・山田陽翔投手が粘り切れなかった。
123456789 10 11 計
西 000101002 0 0 4
日 101200000 0 1X 5
西 渡邉勇太朗-浜屋将太-糸川亮太-青山美夏人-甲斐野央-平良海馬-●山田陽翔
日 加藤貴之-玉井大翔-田中正義-齋藤友貴哉-上原健太-金村尚真-○杉浦稔大
文・西嶋葵
清宮幸太郎が延長11回にサヨナラ打! 北海道日本ハムが4時間半超の熱戦を制す
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2025.9.13(土) 18:51
