◇オリックス対東北楽天 第18回戦（14日・京セラドーム大阪）

　東北楽天が中島大輔選手、村林一輝選手の連続適時打で2点を先制した。

　両軍無得点で迎えた5回表、ボイト選手、太田光選手の安打などで2死1、3塁とすると、ここで中島選手に打席が回る。2球で追い込まれながらも、相手先発・田嶋大樹投手の4球目を逆方向へ弾き返し、適時打で先制に成功した。

　なおも2死1、2塁と続くチャンスで打席には村林選手。フルカウントから高めに浮いた変化球を引っ張ると、打球は三遊間を破り、スタートを切っていた2塁走者・小深田大翔選手が本塁生還を果たした。

　相手先発・田嶋大投手には7月16日に完封負けを喫するなど、今季4試合25イニングでわずか3得点、一度も土を付けることはできずチームは苦手としていたが、8月好調の両選手の一打で先制。これで中島選手は9試合連続安打、村林選手は8試合連続安打に。また、村林選手は田嶋大投手から今季8打数4安打をマークしている。

◇中島選手 コメント
「打ったのはスライダー。先制のチャンスだったのでランナーを返せてよかったです。最後まで気を抜かずに頑張ります。（引き締まった表情で）」

◇村林選手 コメント
「打ったのはチェンジアップ。打ててよかったです。勝てるように頑張ります。（キリっとした顔で）」

文・横山蒼

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