6月29日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたウエスタン・リーグ公式戦、オリックス対福岡ソフトバンク19回戦は、1対0でオリックスが勝利した。

　オリックスの先発・佐藤一磨投手は、2回まで無安打1四球の立ち上がり。3回表には、2死から連打と四球で満塁のピンチを招くも、後続を遊ゴロに打ち取る。1点リードの6回表にも、2四球を与え一打同点の場面を迎えたが、無失点でしのぎ、6回4安打4四球6奪三振無失点でマウンドを降りた。

　打線は4回裏、先頭のオリバレス選手が四球で出塁し、1死からデール選手の安打で1、2塁と好機を演出。この場面で内藤鵬選手が適時打を放ち、先制に成功する。

　リリーフ陣は、2番手・宮國凌空投手が、7回表2死1塁から安打を浴びたところで降板。1、3塁の場面で登板した山田修義投手は、二ゴロに打ち取り無失点で切り抜ける。以降は8回表を横山楓投手、9回表を古田島成龍投手が抑え1対0で試合終了。完封リレーで1点を守り切ったオリックス。先制打の内藤選手、デール選手は3安打をマークした。

　敗れた福岡ソフトバンクは、先発・前田純投手が3.1回5安打1四球2奪三振1失点の内容。2番手の上茶谷大河投手は、2.2回3安打無四死球無失点の好救援を見せたが、打線が7安打無得点とつながりを欠き、接戦を落とした。

　 １２３４５６７８９ 計
ソ ０００００００００ ０
オ ０００１００００Ｘ １

ソ ●前田純-上茶谷大河-伊藤優輔-尾形崇斗
オ ○佐藤一磨-宮國凌空-山田修義-横山楓-S古田島成龍

文・根本葵

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