6月22日、神宮球場で行われた東京ヤクルトとオリックスの「日本生命セ・パ交流戦 2025」第3回戦は、4対2でオリックスが勝利。11勝7敗で交流戦を終えた。

　オリックスは初回、死球と太田椋選手の安打で1死1、3塁から、杉本裕太郎選手の適時打で1点を先制。援護を受けた先発の曽谷龍平投手は、その裏に2死から連打でピンチを招くも、後続をゴロに打ち取り得点は与えず。以降も要所を締めた投球で、5回まで3安打に抑えるなど、相手打線を寄せ付けない。

　6回表、中川圭太選手、紅林弘太郎選手の連打と四球で無死満塁の好機を演出すると、1死から西川龍馬選手の2点適時打で追加点。なおも1死満塁から、太田選手の犠飛でリードを4点に広げる。

　しかし6回裏、曽谷投手が先頭の内山壮真選手に4号ソロを浴びると、オスナ選手と増田珠選手の連打で2点差まで詰め寄られ、続く山田哲人選手を三振に打ち取ったところで降板。代わった山岡泰輔投手は、後続を断ち無失点でつないだ。

　7回からは、岩嵜翔投手、ペルドモ投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、9回裏はマチャド投手が締め、4対2で試合終了。曽谷投手が5.1回90球6安打2四球5奪三振2失点で6勝目。打線では西川選手が2安打2打点、杉本選手が2安打1打点の活躍で、カード勝ち越しを決めた。

　 １２３４５６７８９ 計
オ １００００３０００ ４
ヤ ０００００２０００ ２

オ ○曽谷龍平-山岡泰輔-岩嵜翔-ペルドモ-Sマチャド
ヤ ●中村優斗-金久保優斗-松本健吾-田口麗斗-星知弥-木澤尚文

文・薗田陽和