6月22日、マツダスタジアムで行われた広島と東北楽天の「日本生命セ・パ交流戦 2025」第3回戦は、2対5で東北楽天が敗れた。交流戦全日程を9勝8敗1分で終えた。
東北楽天は2回表、先頭・ゴンザレス選手が敵失策で出塁すると、黒川史陽選手の適時二塁打で1点を先制。なおも1死3塁の好機で、辰己涼介選手に適時打が生まれ、序盤から2点のリードを奪った。
先発・藤井聖投手は、初回から毎回走者を背負いながらも、要所を締める投球を披露。しかし4回裏、モンテロ選手の安打と2四球で無死満塁のピンチを招く。後続を空振り三振、左飛に打ち取るも、2死から代打・中村奨成選手の適時二塁打で逆転を許し、5回82球5安打3四球3失点でマウンドを降りた。
6回裏は、2番手・藤平尚真投手が3者凡退に抑えるも、続く7回裏、3番手・渡辺翔太投手が坂倉将吾選手の適時打で2失点。反撃に出たい打線だったが、8回表、9回表ともに走者を出しながらも得点につなげることができず、2対5のまま試合は終了した。敗れた東北楽天は、藤井投手が5回3失点と本来の力を発揮できず。打線も5回以降わずか3安打に抑え込まれ、悔しい逆転負けとなった。
123456789 計
楽 020000000 2
広 00030020X 5
楽 ●藤井聖-藤平尚真-渡辺翔太-西垣雅矢
広 森翔平-○中崎翔太-島内颯太郎-森浦大輔-ハーン-S栗林良吏
東北楽天が逆転負け…… 黒川史陽は先制打含む2安打1打点
パ・リーグ インサイト
2025.6.22(日) 16:25
