6月12日、CAR3219フィールドで行われたイースタン・リーグ公式戦、埼玉西武対東京ヤクルト8回戦は、4対3で埼玉西武が勝利。

　打線は初回、先頭の仲田慶介選手が四球で出塁し、元山飛優選手の安打で好機拡大。1死1、3塁から村田怜音選手の犠飛で1点を先制する。しかし2回以降は8回まで相手投手陣の前にわずか1安打に終わり、得点が奪えない。

　先発の松本航投手は1巡目を1安打に抑える。順調な立ち上がりを見せたが、4回表に3連打を浴びて逆転を許し、7回表にも連打から犠飛で1点を失った。結果的には7回7安打無四死球3奪三振3失点。試合をつくり、後続に託した。

　8回からは杉山遙希投手が1安打無失点で2イニングをつなぐと、9回裏にドラフト4位ルーキー・林冠臣選手の公式戦初本塁打となる2ランが生まれ同点に。土壇場で試合を振り出しへ戻し、試合はタイブレーク方式の延長戦へ。

　無死2塁で始まった10回表は平井克典投手が無失点に抑える。10回裏はスリーバント失敗で1死2塁となるも、松原聖弥選手が初球を捉え適時二塁打でサヨナラ勝利。打線は仲三河優太選手が2安打、仲田選手、古市尊選手が2四球を記録している。

　 １２３４５６７８９10　 計
ヤ ０００２００１０００　 ３
西 １０００００００２１Ｘ ４

ヤ 坂本拓己-沼田翔平-佐藤琢磨-荘司宏太-小澤怜史-木澤尚文-宮川哲-●阪口皓亮
西 松本航-杉山遙希-○平井克典

文・丹羽海凪

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