6月6日、神宮球場で行われた東京ヤクルトと福岡ソフトバンクの「日本生命セ・パ交流戦 2025」第1回戦は、2対3で福岡ソフトバンクが敗戦した。
福岡ソフトバンクの先発はモイネロ投手。初回から3つのアウトを全て空振り三振で奪うと、2回、3回も空振り三振で3者凡退。4回裏には、初回に四球を与えたオスナ選手からも空振り三振を奪い、先発全員三振とした。5回までに1安打13奪三振。圧巻の投球で前半戦を終える。
打線は相手先発・山野太一投手の前に走者を出しながら得点できず。しかし6回表、佐藤直樹選手、柳町達選手の連打で無死1、3塁の好機をつくり、近藤健介選手の併殺の間に1点を先制した。
モイネロ投手は6回裏、7回裏と得点圏に走者を背負ったが、後続を抑え無失点。8回表に近藤健介選手の適時二塁打で1点を追加するも、9回裏のオスナ投手が先頭に四球を与え、オスナ選手に3号2ランを浴びる。土壇場で同点となり、試合は延長戦へ。
10回表は3者凡退に倒れ、10回裏は松本裕樹投手が登板したが、武岡龍世選手の1号ソロを浴びてサヨナラ。先発・モイネロ投手が球団新記録となる18奪三振など8回3安打無失点の快投も、リリーフ陣が誤算だった。
12345678910 計
ソ 0000010100 2
ヤ 0000000021X 3
ソ モイネロ-オスナ-●松本裕樹
ヤ 山野太一-大西広樹-田口麗斗-金久保優斗-○石山泰稚
文・丹羽海凪
リリーフ2被弾で鷹がサヨナラ負け モイネロは球団新記録18奪三振
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2025.6.6(金) 21:22
