6月5日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと巨人の「日本生命セ・パ交流戦 2025」第2回戦は、2対1で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテは3回裏、藤原恭大選手が87km/hのスローカーブをライトスタンドへ運ぶ2号ソロを放ち、先制に成功。先発の種市篤暉投手は4回まで無安打1四球の快投を披露したが、5回表に吉川尚輝選手の3号ソロで同点に追い付かれる。
6回表と7回表は再び無安打に抑えると、8回表は2死満塁のピンチを招きながらも得点は与えず。8回128球3安打5四死球8奪三振1失点でマウンドを降りた。9回表は木村優人投手が3者凡退でつなぐ。一方の打線は、4回以降1安打に終わり、1対1のまま延長戦へ突入した。
10回表は坂本光士郎投手が2安打を浴びたが、無失点でしのぐ。すると10回裏、山本大斗選手の安打に敵失が絡んで2塁を踏み、愛斗選手の犠打野選、藤岡裕大選手への申告敬遠で無死満塁の絶好機を演出。代打・角中勝也選手、代打・岡大海選手は倒れたが、高部瑛斗選手への押し出し死球で試合は終了した。
2対1でサヨナラ勝利を収めた千葉ロッテは、5月23日以来の連勝、4月27日以来のカード勝ち越し。今季3度目のサヨナラ勝利で、交流戦連勝スタートを飾った。
12345678910 計
巨 0000100000 1
ロ 0010000001X 2
巨 山崎伊織-●大勢
ロ 種市篤暉-木村優人-○坂本光士郎
投手戦の幕切れはサヨナラ押し出し死球 鴎が4月27日以来のカード勝ち越し
パ・リーグ インサイト
2025.6.5(木) 21:11
