5月23日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の第8回戦は、9対3で千葉ロッテが勝利した。
初回、先発の小島和哉投手が渡部聖弥選手の3号ソロで先制されるも、直後に藤岡裕大選手の2号ソロで同点に。さらに2回裏に山本大斗選手の適時二塁打と友杉篤輝選手のスクイズで2点を勝ち越すと、3回裏には寺地隆成選手の3号3ランで一気にリードを広げる。
4回裏には犠飛と安田尚憲選手の適時打、5回裏にも友杉選手の適時打で追加点。頼もしい援護をもらった小島投手は、走者を許しながらも粘り強い投球を続ける。5回表には渡部聖選手に本日2本目となる4号2ランを浴びたが、それ以外の得点は与えず8回9安打1四球3失点で降板した。
9対3で迎えた9回表は今季初登板の坂本光士郎投手が3者凡退で締め、試合終了。千葉ロッテは4月25日以来の連勝となった。計15安打9得点を記録した打線は、藤岡選手が3安打2打点、寺地選手が2安打3打点、友杉選手が2安打2打点の活躍。小島投手は4月5日以来、約1カ月半ぶりとなる今季2勝目を挙げた。なお、埼玉西武に対しては自身12連勝となっている。
敗れた埼玉西武は、先発・與座海人投手が「自分らしくカウントを進めることができず、連打を許してしまいました」と、4回途中11安打8失点の内容。打線は渡部聖選手が2本塁打含む3安打3打点、西川選手が2安打を記録している。
123456789 計
西 100020000 3
ロ 12321000X 9
西 ●與座海人-羽田慎之介-E.ラミレス-佐藤隼輔-田村伊知郎
ロ ○小島和哉-坂本光士郎
文・丹羽海凪
小島和哉が4月5日以来白星&対獅子12連勝 15安打9得点の千葉ロッテ連勝
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2025.5.23(金) 20:32
