◇福岡ソフトバンク対埼玉西武 第12回戦(15日・みずほPayPayドーム)
福岡ソフトバンクの前田純投手が7回2安打の快投で今季初勝利を挙げた。
中10日で迎えた先発マウンドは、初回を3者凡退の立ち上がり。その後も相手打線に付け入る隙を与えず、4回まで完璧な投球を披露する。5回表には2死から内野安打を許すも、後続を空振り三振。その後も危なげない投球で、自己最長の7回、103球2安打1四球5奪三振無失点で降板した。
今季は援護に恵まれず、5試合の登板で防御率2.35も未勝利。この試合では快投に打線が応え、今季初勝利を手にした。2022年育成10位で入団し、昨季デビューしたばかりの左腕は、新人王の資格も有している。好投を続け、新人王争いに名を連ねられるか。
文・丹羽海凪
前田純が今季初勝利 7回2安打無失点の快投
パ・リーグ インサイト
2025.5.15(木) 20:38
